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 JUGEMテーマ:最近読んでる本

なんか疲れてる気がする。


こんにちは。
素で授業の存在忘れてた。


さて今回は2001年宇宙の旅。
最近サイエンスの本呼んでないなと思いつつ
SFの古典です。
(持っている本には決定版なんて書いてなかったと思いますが
どれか分からないのでこれを貼っておきます)

1968年公開の同名の映画があまりに有名ですが
これは原作ではなく映画と同時進行で書かれた本。
映画があまりに抽象的すぎて意味分からんと評判で
小説はその補足というか副読本というか、
映画製作にも関わったクラーク自身の解釈の1つというような位置付け。
ちなみに私は映画未見。

以下感想。


まずはひとこと。

HAL9000可愛い。


さて。
この小説、全体の分量からして会話パートが少ない。
宇宙ステーションや月面基地、
そして宇宙船からの風景描写が多く、
想像力をかき立てられる。
これ40年以上前に書かれた物なのか……と驚く。
まさに宇宙物SFの基礎はここかという感じ。
iPadみたいなもんが出てくるし。
猿パート長くね?とは思いますが。

ただ会話は少ない。
そもそも会話する相手が居ない。
この作中で宇宙飛行士は1人で居ることが多い。
だから会話劇が好きな私にとっては
やや息苦しい感じを受けてしまいました。

でHAL可愛いになる訳ですが。

いやさ、
モノリスとか
スターゲイトとか
スペースチャイルドがとか
そっちについての考察を巡らす方が本筋だろうとは思いますが
私が読後に一番印象に残ってたのはHALなんだよなあ。

淡々とした殺人も、
壊れていってしまう精神も、
やめてと懇願する最期も、
デイジー・ベルの歌も、
なんだか人間より人間らしい気がしてしまって。
この小説中一番のお気に入りはHALです。
そういう読み方しか出来んのかいという突っ込みはもうしないでください。

ちょっとだけ真面目に。

ボーマンはスターチャイルドになって
人類を超越した存在へと進化しますが
ラストは「何をしたら良いのか分からない」。
ボーマンは冒頭へと還って「所詮ヒト」という枠を抜け出せていない、
人類を超越しつつ何か、ボーマンを呼んだ何かの支配下にある。
そんな印象を受けました。
より上位のものはボーマンに何をさせたいのだろう。
進化した彼は地球を如何様にも出来る。
どうするのだろう。どうされるんだろう。

「何か」が過去にヒトを進化させたとき、
そこには意図が存在していたけれど
このスターチャイルド何していいかも分かってない。
それも込みで「何か」の実験なんだろうか。
と考えていると、地球の脆さが際立ってくる。
ヒトとか関係なく、地球そのものがちっさい。

最上位のものたちの意図は全く不明。
だからこそ面白さがあるのかもしれませんし
映画ではよりバッサリ説明を切っているようなので
「お好きに解釈どうぞー」と言うことなんでしょうけどね。
解釈出来ねえよ。


あとこれは好みの問題ですが
私はこの精神優位の世界観にいまいち馴染みきれない。
「肉体を脱ぎ捨てて云々」系はどうも最近収まりが悪い。
なんでだろ。


posted by RAN | 10:07 | 本・雑誌 | comments(0) | trackbacks(0) |
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