主にお出かけ記録と読書記録
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お引越しのお知らせ

JUGEMテーマ:日記・一般

 

気づけば12月です。寒いですね。

 

さて突然ですがブログ引っ越しました。

JUGEMさんには大変お世話になりました。

なんだかんだ10年いたし。

正直こんなに続くとは思いませんでした。

 

でも商品リンクがうまく貼れないのはなかなか致命的だと思うのですよ。

 

アフィブログではありませんがやっぱり見てくれが悪いですし、

万一興味持ってくれた人にも申し訳ないし。

運営さんに報告はしたのですが、よくなる気配が全くないんですよねー。

あといまだに「保護されていない通信」だしねー。

 

ってことで引っ越します。

さようならJUGEM青い思い出。

 

新天地はてなブログには画像アップロードが月300MBという縛りがありますが、

このブログが今トータルで300MB行ってないので大丈夫でしょう。

まあ、

 

引越し作業分を含むらしいので!!

 

今月はもうカツカツになりますね!!

 

月の終わりにやるべきでしたね!!!!

 

しょっぱなからヘマをしておりますが、

今月何かを予定しているわけでもないので大丈夫でしょう(2度目)。

 

移行先はこちら。名前は一緒です。

六角形の日記帳

https://yamagishi-tea.hatenablog.com/

 

何だこのURL。IDがそのままですね。今気づきました。ぼーっと生きてますね。まあよかろう。

向こうではやまぎしです。

古い記事は非公開状態になってます。

改めて見て「もういいでしょ……」という気持ちになりましたので。

一応下書きには保存されてるので、必要な時が来たら(来ない)発掘します。

まだ本当に移行しただけなのでこれから色々と整えていきたい。

色々とデフォルトだし、画像管理の仕方すらよく分かっていないし。

この辺使いながらですね。

 

ここはしばらくこのままにしておきます。

いつまでもというわけになはいかないでしょうが。

 

それではありがとうございました。

向こうでもよろしくお願いいたします。

 

posted by RAN | 23:15 | 雑記 | comments(0) | trackbacks(0) |
1度目の世界大戦はいかなる軌跡を辿ったか
評価:
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JUGEMテーマ:自分が読んだ本

 

10月が終わる……だと………

 

 

 

こんばんは。

何だか曇りや雨が多い10月でしたね。

もうちょっと晴れて欲しかったです。

気候がいいですねーっていう日があんまりなかった気がします。

11月に期待しましょう。

 

 

さて今回はこちら。

お久しぶりですWW機

 

第一次世界大戦史 風刺画とともに見る指導者たち

飯倉 章著

中公新書

 

サブタイトルにあるように風刺画がちょいちょい出てくるのですが、

風刺画を元に話を展開していくわけではなく挿絵のような感じで挟まれます。

風刺画はあくまでも「従」です。

〜風刺画を添えて〜という感じ。

 

 

サラエボ事件を発端としてどのように欧州が戦争にもつれ込んで行ったのか、

どんな考えを元に兵が展開していったのか、

ポイントとなった重要な戦線はどこなのか、

どんな英雄が生まれたのか、

そのときの指導者は何という人でどんな人柄だったのか、

各国の間でどんな駆け引きがあったのか。

 

第一次世界大戦の流れがわかるようになっている本でした。

出てくる人物名ほとんどわからないのですがこれがなかなか面白い。

 

ロシア国内を迷走させるツァーとか

いっつもイライラしてるカイザーとか

オーストリアのいまいちシャキッとしないかんじとか

イタリアの狡さとか

フランスの強かさとか

イギリス連邦のアイデンティティとか

アメリカウィルソンの若さとか

 

こういう国同士の駆け引きも面白いのですが、

国内的に「国民の支持は強いけど政治家としては難のある戦争の英雄」を使いあぐねる様子もまた

ありがちだ……などと感じて楽しいです。

また風刺画としてはやはりモデルになるのは時の指導者が多いのですが、

国家や「ガリア」「ブリタニア」などの擬人化も見られます。

 

一方で面白いといえば面白いのですが同時に呆れるのが、

 

平気で万単位の人が亡くなる

 

ことですね。

大きな戦線になれば十万単位です。

これはすごい。もう何て言っていいやら。

後半だんだん麻痺してきます。

何キロも無いようなところをとったり取り返したりとれなかったり。

その度にうん万人。

ここが地獄だ。

特に西部戦線。

 

独墺なんか海外植民地があんまり無いじゃありませんか。

それなのにぼろぼろ消耗するんですよね。

なぜここまで継戦できたのだろうかと不思議になります。

いや無理したから国内ズタズタになるんですけどね。

もうちょっと早く見切りつけられなかったのかなあ……と後知恵では思いますが、

決定的な「負け」が無いとやめられないものなのでしょう。

 

というよりも、ドイツの認識として、

終戦を迎えてなお「負けてない」という感覚だったらしくて。

無条件降伏ではなく、ベルリンでパレードされたわけでもなく、と。

それゆえにヴェルサイユ条約は衝撃であったようなのです。

一方で、では連合側が満足したかというとそうでもなく、

フランスの交渉役だった人物も「これは20年の休戦だ」なんておっしゃってます。

 

レモンのタネを泣くまで絞る側だったフランスですらこの認識というのは意外でした。

どうやらラインラントをもらえなかったことが不満らしいです。

この辺りは戦争で長く消耗し過ぎた弊害ですねえ。

得るものが少ないというのは受け入れ難かったのでしょう。

 

こんな調子なのでヴェルサイユ条約は交渉中から「将来の戦争の種」呼ばわりする風刺画があります。

 

そしてまさに20年後、第二次世界大戦が勃発。

 

終章にはヒトラーの名前も出てきます。

WW1戦後ドイツ史には欠かせない人物ですからね。

WW1の英雄と激烈な大統領選をやったりしたらしいです。

この辺りは本論の続きになるため記述が少ないので、

ああこういう風に繋がっていくのだなあ……と感じつつ別の本を当たった方がいいと思います。

 

これ、少し前に読んだ「人口学への招待」に

戦争によって若年層男子がごそっと減るとかなり長い間影響が残るとあったのですが、

20年経つともう一回戦争できるぐらいには回復するってことなんですね。

なんというか……もう………人類さあ………

 

 

WW1の流れをさっと見るのにはとても良い本でした。

冒頭に主要な地名がある地図もありますし、

最後には年表もついているので脳内を整理しやすく、お勧めです。

 

posted by RAN | 21:59 | 本・雑誌 | comments(0) | trackbacks(0) |
2019年ノーベル賞決定!

JUGEMテーマ:日記・一般

 

近状:パソコン買い換えました。

 

 

どうもこんばんは。

8年もののMacBookにご引退いただき、iMacを導入しました。

まだネットサーフィンしかしてません。

せっかくデスクトップ買ったので何か作りたいですね。

まずは旅行動画あたりでしょうか?

 

 

さてノーベル賞ですよノーベル賞。

今週の月曜日に経済学賞が発表されて2019年受賞者が出揃いました。

化学賞として日本人の吉野氏が受賞されて、大いに盛り上がりましたね。

 

今年はこんな感じ↓でした。

 

生理学・医学賞

「低酸素環境の感知と応答についての分子レベル基礎研究」

セメンザ教授 ラトクリフ教授 ケーリン教授

 

物理学賞

「宇宙の構造とその発展史について」

ピーブルズ教授

「系外惑星の発見」

マイヨール教授 ケロー教授

 

化学賞

「リチウムイオン電池の研究開発」

ウィッティンガム教授 グッドイナフ教授 吉野氏

 

文学賞

トカルチュク氏(ポーランド)

ハントケ氏(オーストリア)

 

平和賞

アビー首相(エチオピア)

 

経済学賞

「世界の貧困対策に対する実験的アプローチ」

バナジー教授 デュフロ教授 クレマー教授

 

最初にメモ書きを。

 

文学賞。

セクハラ問題だかで去年飛んで、今年2名の受賞。

どちらも読んだことないんだな……(いつものこと)

しかし村上春樹期待!っていうのはいつまで続くんでしょうかね?

 

平和賞。

国連で怒りの演説をしたグレタさんを推す声もあったようですが、

エチオピアの首相に決まりました。

隣国エリトリアとの紛争解決に尽力したとか。

 

 

さて自然科学です。

 

生理学・医学賞は基礎研究へ。

細胞は「酸素が足りない!」というのをどうやって検知しているのでしょうか、という問への回答。

HIF−1(低酸素誘導因子:ヒフ)というタンパク質がそのセンサーだということを明らかにし、

さらに通常の条件下でHIFが分解されていくプロセスと、

低酸素状態で分解されずに残ったHIFがDNAに作用し

体を低酸素モードへ切り替えるプロセスを解明したとのこと。

 

うーん分子生物学!

 

異常時に物質が生成されるのではなくて、

通常は分解されているものが異常時に残存する形でスイッチを入れるの、

なるほどそういうやり方もあるのかーと感心します。

こういうタイプのセンサーってこの世にもありそうです。

汚水処理場とかかな?

 

 

物理学賞が「えっそこまとめるの」ですが、

我々の宇宙に対する知見・認識を改めた研究、ということなのでしょうか。

マイクロ背景放射の研究をしてビッグバンの基礎理論を打ち立てたのがピーブルズ教授。

彼の書いた教科書が宇宙論の定番となったぐらいの巨人です。

 

系外惑星は字面でわかりやすく、

太陽系の他にも恒星-惑星というコンビが存在することを初めて発見した功績へ与えられました。

「宇宙なんか広いのだからそりゃこの太陽系だけじゃないだろ」と直感的には思うのですが、

初の発見が1996年なので意外と最近まで見つかってはいなかったのですね。

惑星、自分で光らないから探すのも大変です。

 

しかし……ビッグバン理論の確立には他の研究者も大きく関わっていることを考えると、

やっぱり分けた方が……良かったんじゃねーの……という感じです。

 

 

化学賞については無機化学と電気化学と表面化学のハイブリットですね。

もう説明が出揃ってる感じがあるのですが、

 

 

どんな研究かについてはこの解説がとってもわかりやすかったので

VTuberに抵抗ない人は見て欲しいです。

30分超えてますけど高校生なら問題なく見られます。すごい。

Li/MoS2の安全性テストどうなってたんでしょうね……

リチウムと炭素のコンプレックスの高いイオン化能の理由がわかってない(っぽい)というのも、

なんか材料科学らしいというか面白いところです。

 

動画にない部分について。

 

元々吉野さんは旭化成内部でポリアセチレンの応用をあれこれ考えてまして、

その展開の一つとして「リチウムイオン電池負極への応用」があったと聞いております。

結局ポリアセチレンではダメだったのですが、

旭化成内の繊維部門が持っていたお高い炭素素材を使うと性能がめちゃくちゃ上がったとか。

多分たまたま偶然この炭素素材が、いい感じの層状構造を持っていたのでしょう。

 

ということで研究の流れとしては、

ポリアセチレンの研究から電池開発へと研究がシフトしているんですね。

 

よく打ち切られなかったなおい。

 

と社会人6年目は思うわけです。

そもそもポリアセチレン作るのに1年かかってまして、

そこからようやっと応用だ!ってのを考えてた時に「電池用途はダメだった」わけですよ。

 

普通さ、そこから「じゃあ別の応用を」ってなりません?

 

よく電池開発へ軸足移したなーと思います。

他部門がいい素材を持っていたというのは吉野さんの運が良かった部分でしょう。

どういう経緯で繊維部門が材料を持ってきたのか、

あるいは材料を持っていることを知ったのか、

ポリアセチレンをやってた中でその素材に手を出したのか、

という辺りがとても気になります。

 

 

あと金属リチウムを使わなくなってだいぶ安全性が増したとはいえ

あいつがそこそこのエネルギーの塊であることには違いがないわけで、

安全性は結構苦労したようです。

「朝来たら爆発して無くなってた」「次のテストで合格しないと打ち切りだった」

みたいな話が聞こえてきます。

 

実用化までこぎつけるにはハードルが山ほどあるんだなあ。

 

川・谷・海の比喩がありますが、

開発史をたどると基礎研究に負けず劣らず「使えるもの」を作るというのも、

めっちゃくちゃ大変だし大切なことだというのがよく分かります。

どっちも大事。

 

ただ応用研究と比べてな蔑ろにされがちなのが基礎研究なので、

「基礎研究大事!」って言い続けないといけません。

言わなくてもやれるのがいいんですが、まあね……。

 

ちょっと逸れますが、電池開発については今全固体電池の開発ラッシュが来ているので、

もう一つ新しいランクのものに置き換わっていくかもなあという流れがあります。

小型のものについてはもう市場に出てきてますから。

 

 

個人的に経済学賞がちょっと気になってまして、

経済学で「実験的」ってなんなんですかね?

全く門外漢なのでピンとこないのですが、気になる単語です。

自然科学3賞については解説が出る雑誌やHPが検討つくので調べやすい一方、

土地勘がないと参照すべきものもわからないんですよね。

なんか素人向けの解説はないものかなー

誰かいいものを知っていたら教えていただきたいです。

 

 

ということで2019年ノーベル賞受賞者の方々はおめでとうございます。

式は12月ですね。

どんなスピーチがなされるのか楽しみです。

 

posted by RAN | 20:24 | 理系 | comments(0) | trackbacks(0) |
台風と洪水と避難と荷造り

JUGEMテーマ:日記・一般

 

日本列島広範囲にわたって大変ですがいかがお過ごしでしょうか。

 

 

こちらは何とか持ちこたえました。

幸いにも全ライフライン生きてまして、何ら問題なく過ごせております。

 

何となく台風っていつも夜に直撃して

寝ている間に意識の遠くの方で窓がガタガタ言っているイメージがあったのですが、

今回は大体午後から雨風強くなりだして本格的に台風じみてきたのが夕方でした。

はっきりと起きている時間帯の台風はちょっと珍しい。

 

今回は雨の多い台風でしたね。

我が家からも川が近いので、雨が過ぎてから水量が落ち着くまでかなりはらはらしながら過ごしておりました。

川の水量はずっと見ていたのですが、ぎりっぎりぐらいまでは行ってました。

危なかったと思います。

1階に住んでたら多分逃げてました。

実際に1階の方々はどうされてたのでしょうかね……

 

 

以下反省点。

 

備えられたもの

水・食料3日分

薬一式

乾電池

懐中電灯

ラジオ

避難所用にスリッパ

旅行用品

窓ガラスをダンボールで補強

 

なかったもの

カッパと長靴

カセットコンロ

携帯トイレ

予備バッテリー

 

備えられなかったものは、順次備えて行きましょう。

 

で、ね。

 

逃げるの難しいなーーーーー!!!

 

ってのが感想です。

特に荷造り。

ハザードマップを見るに最寄りの避難所も床上浸水まで来るというのも逃げにくいポイントでした。

マンション3階以上なら一緒じゃん??

 

一度避難所に出たら、とりあえず台風が過ぎるまでは戻れません。

なので最低でも一晩、1日程度は過ごせる装備を持って避難する必要があります。

 

問題はそのあとです。

 

仮に地域一帯が水没した場合、家に帰ることができなくなります。

そうなると、途端に1日装備では心もとなくなります。

かといって3日分の水を背負って逃げるのは中々に非現実的です。

しかも水だけではないし。

車でもあれば別ですが、残念ながら持ってないのです。

 

そして一般的に、避難所も物資が届くのに3日かかります。

 

流されない建物なら、沈まない高さなら、備蓄ちゃんとしてから籠城のが良くね?

でも結局一晩経ったあとに助けてもらうはめになってしまうんだろうか……

TVでよく見るあの光景………

 

と、こんな感じで悩んでしまいます。

逃げる判断はできなかった。

避難所で一晩といっても寝床はどうするんだ布団はあるのかとか、

こういうのって地域の防災訓練に参加してるとわかるんですかね。

案内すら受け取ったことありませんが……うーん。

 

 

逃げると一言で言っても難しいもんだなあと思いました。

まあ冠水地域から脱出するのに、

避難所からの方がまとめて避難させやすいってのはあるかもしれません。

避難させられやすくしとくのは大事かも。

 

 

いやでも、難しいーーーーーー!!

 

posted by RAN | 21:36 | 雑記 | comments(0) | trackbacks(0) |
猫が歌い踊り跳ね回る

JUGEMテーマ:日記・一般

 

今年度も半分が終わりましたが各方面進捗いかがでしょうか。

 

 

さて突然ですが人生初のミュージカルに行ってきました。

自分でもちょっと意外ですが人生初でした。

Catsです。

東京大井町にCats劇場という専用の劇場がありまして、

そこへ行ってきました。

 

難しかったです。

 

最初にタイトルロゴ的に猫がばーんと出てきたときには「おー」と思いましたし

劇場内が丸々ごみ捨て場で小道具も凝ってるし

そんな舞台を休憩中に近くで見られたのも良かったし

張り巡らされた照明も場面によって色々変化して楽しいし

バレエの動きが元であろうダンスはすごいしその辺は堪能したのですが、

 

いやーーーこれストーリーわからな過ぎませんか??

 

話のあらすじとしては、

「ごみ捨て場にたむろする猫たちが年に一度の舞踏会をする」という舞台設定で、

猫たちそれぞれの生き様というタイトルの元

猫A猫B猫C猫Dはこんな猫で……という紹介が並列で進んだ後に

猫Xが一匹選ばれて天上の世界へ登っていくというオチ。

 

で、その一匹が何であの娼婦猫だったんですかね?

 

話の流れに子供向け絵本的な唐突感があります。

子供向け絵本をバカにしているのではなく、

むしろ絵本にはちゃんと主題があって展開している(らしい)のですが、

それを読み取るにはたぶん、テクニックか慣れか感受性がいるじゃないですか。

あんな感じです。

 

Catsの一番有名な曲である「Memory」をこの娼婦猫が歌い上げるのが前半の締めであり、

以後も度々登場して歌うので「あーこの猫なんだな」というのは途中で検討がつきます。

でもこれってメタ推理なんですよね。

「他の猫が並列な中で特別扱いはこの子だけ」っていう。

違う!何かストーリー上の必然性が!あるはずだ!!

 

……と思うんですけどねえ……分からんのですよね……

 

ミュージカルの性質上台詞がすべて歌いながらなので、

余計にちゃんと台詞を聞けてない可能性も高いです。

なんか言ってたのかもしれない。

聞けてないだけならば仕方がないです。

だとしたら私のミュージカル慣れしていないことが原因。

 

 

もう一つの疑問点……というか、

おそらく主題に大きく関わることだと思うのですが、

舞台の最初と最後に強調される「猫の本当の名前」が劇中でどう生きているのかが

全くと言って良いほど読み取れませんでした。

 

一応出てくる猫たちにはちゃんと名前があります。

カタカナであまり馴染みのない名前なので全然聞き取れない上に覚えられませんが、あります。

でもそれとは別に「本当の名前」がある、

それは誰にもわからない、ということになっています。

 

こういう「真名」の設定があるお話はよくあるのですが、

大抵その人の本質とか魂にかかわるものです。

元娼婦猫の本質が昇天に値するものだった……というのいっぺん通りの理解ですが、

劇の途中では意味深な冒頭は無かったかのように「名前」についての話がありません。

どこにもない。

これも私の教養がないだけで、

実は猫たちの名前を解読していくと本当の名前が浮かんでくる、

というようなものなのかもしれません。

分からん。すまねえ。

 

しかしMemoryってこういう境遇の猫が歌うんですねえ。

オチがキリスト教的「死は救済であり幸福です」っていう方向なのを考えると

「私に触れれば幸せがわかる」ってのも

なんかこう別のニュアンスが出てきます。

 

 

分からんわからんとばかり書いていますが、

猫たちのパフォーマンスはとても面白かったです。

推しは最初に出てきた「実は夜にゴキとタップダンスしてるおばちゃん猫」ですね。

バイタリティある。つよい。

自分の推し猫見つけると楽しみが増します。

 

 

役者さんたちの身体能力の高さもすごかった。

最初にも書きましたが動きはバレエで、

白鳥の湖を思い起こされる回転もあります。

体も尋常じゃなく柔らかいです。

猫ですからーしなやかー

 


初めてのミュージカルでしたが、

歌って踊るという意味ではまさにミュージカルでした。

でも次はもうちょっと分かりやすいストーリーがある奴が良いです。

見終わったときの?感が少ないやつ。

 

いま四季劇場の春秋を改修しているようで。

春の改修は来年の9月だそうで、「アナと雪の女王」がこけら落としの演目とか。

ディズニー渾身のCG築城シーンはどうするのでしょうか。

気になるところです。

これは最新ミュージカルなので即完売でしょうが。

 

演目をちょくちょくチェックしないといけないなー

きっとこういうのも楽しいんでしょうね。

 

 

 

 

自分用登場人物メモ。覚えてるだけ。

・タップダンスおばちゃん

・メス猫を侍らせているツッパリ俺様

・太っちょ政治家

・こそ泥カップル

・仙人みたいな長老

・大犯罪者(猫)

・電車の運転手

・マジシャン

・往年の名優(海賊役)

・娼婦猫

 

posted by RAN | 20:44 | 旅・おでかけ | comments(0) | trackbacks(0) |
守られることの是非とか考える
評価:
マーガレット アトウッド,Margaret Atwood
早川書房
¥ 1,296
(2001-10-24)

JUGEMテーマ:自分が読んだ本

 

暑い秋ってまじですか。

 

 

さて今回もSF。いわゆるディストピア小説です。

久しぶりですね。

ディストピア小説にも色々ありますが、

主人公以外はみんな幸せに感じているというよりは

登場人物みんながぐらぐらと不安定なタイプのディストピアです。

 

侍女の物語

マーガレット・アトウッド著

斎藤英治訳

早川epi文庫

 

フェミニズムについてのお話、と言ったらいいのでしょうか。

1984的と言われるらしいけれどたしかに1984っぽい雰囲気です。

ディストピアの御多分に洩れずやっぱり戦時中で、舞台は北米。

出生率がなぜだか突然ガタ落ちして人口危機に陥った世界で、

突然キリスト教原理主義者たちがクーデターを起こし、結果合衆国を乗っ取ったという設定。

 

キリスト教原理主義というと

 

男性優位保守系・進化論否定・堕胎禁止

 

などの価値観を持っていることは有名で、

最近でも現実に医者が襲撃されたなんて話がニュースになります。

 

そんな人々が政権を奪取した世界なので、

亡命未遂は処刑・過去に堕胎させたことのある医師も処刑・姦通は処刑・異教徒も処刑です。

そして人口を増やすことが急務であるため、

女性を階層に分けて「妻とは別に妊娠可能な女性を地位の高い男性にあてがう」システムが公的に出来上がります。

この女性が「侍女」であり、本作の主人公というわけです。

妊娠出産が第一目的の公的な愛人です。

 

妻、女中、便利女、小母、侍女、不完全女性、そしてアングラの売春婦たち。

誰1人として自立することは認められておらず、財産も主人の物。教育も不要。

いくら男女平等ランキングが低いだなんだと言われても

この21世紀日本の方がマシなんてものではない……と思えるような統制っぷりです。

教育不要のレベルが「字は読めなくていい」ですからね。

大学教育って話じゃないですよ。

 

わが身に置き換えればうわー勘弁してくれーとなりますが、

一方で「人間って意外と『適応』出来てしまうしな……」とも思います。

 

かつての自由の味、

しかしもはや露出の多い格好を好ましく思えなくなった自分、

選択できることに恐怖するようになった自分、

いろんなものが不足しがちな生活、

吊るされる恐怖。

 

そんな中で揺れ動きながら、主人公は実に自分本位に生きていきます。

誰しもわが身が可愛いです。

この主人公のしたたかさが結構好き。

自分に許されることを慎重に見極めつつ、さっさと「役目」を終えてしまいたいと思ってる感じがします。

意地悪なところも黒いところも当然あります。

特に奥さんに対して。

この妻と愛人の緊張感がなかなかヒリついていてスリリングで読みどころの一つです。

主人公、実に人間です。

 

 

いろんな自由がなし崩し的に奪われていく中で

かつては夫子供とともにアメリカ脱出を試みた主人公ですが、

この夫というのも元々奥さんがいた人で、不倫状態だったところからの結婚でした。

 

母親はフェミニズム運動家だったようですが、

子供視点には自分を無視して仲間とずっとおしゃべりしていただけに見えました。

 

親友は口の悪いレズビアンで自由の象徴のような人でしたが、

最終的には逃亡に失敗して、コロニー行きよりは売春婦になることを選びました。

 

パートナーだった侍女は信者であるような振る舞いでしたが、

実は地下活動家の一員で、捜査の手が及ぶ前に自ら命を絶ちました。

 

 

色んな立場の女性たちの色んな生き方が仄暗く生き生きとしていました。

道徳ってなんでしょうね。

男性に支配されてああ女性はかわいそう……のように涙をにじませる話ではなく、

女性から自由を奪った男どもを許すな!!と拳を振り上げる話でもありません。

 

最終章にあるように一面から見れば確かに女系社会というか、

社会で働くのが男性に限定されるのですが、

身分の低い男性は子供を持つ権利はなく、

身分の高い男性は種馬的なところがあり、

家庭は妻の支配下だし、

何と言っても戦場へ行かねばならないし、

男性にとっても結構キッツイ社会であります。

 

背景が戦時下でしかも理由不明の出生率低下という状況なので、

外からはなんとでも言えるけれど中にいたらどう振る舞えたかなあ……

国が取りうる選択肢には何があるのかなあ……と考えてしまう作品でした。

 

「我々はギレアデ人を道徳的に批判することについては慎重になるべきだと思います。

 我々はそのような批判が文化特有のものにならざるを得ないことを学んでいるはずです。

 ……

 我々の仕事は非難することではなく、理解することです」

 

この一節は大事にしたいところだと思いました。

 

posted by RAN | 21:57 | 本・雑誌 | comments(0) | trackbacks(0) |
京都大学特急旅行 後半戦

JUGEMテーマ:旅行

 

十五夜綺麗でしたね。

 

さて間が空いてしまいましたが京大旅行後半戦。

こっちがメインです。

 

国際周期表年2019特別展!

結構賑わってますね。

元素周期表スタンプラリーをやりながら見てまわります。

 

メンデレーエフについてのポスター展示。

情報量めちゃくちゃ多いじゃん。

立って読むのしんどいじゃん……。

 

いろんな周期表。

魚のがちょっと意味わかんないです。

誰か解説してほしい。

 

点字周期表。

手を一度も離さずに水素から順に辿っていけるようになっているのがポイント。

 

今回も講演があります。

京都までわざわざやってきたのにはこの講演を聴くためです。

ちびっこもいましたが午後いっぱいなのでなかなかじっとしてられなくてお母さん大変そうでした。

 

豪華メンツはこちら↓

 

1 「一家に1枚周期表」に込めた思い 玉尾皓平

2 メンデレーエフと周期表     桜井弘

3 現在の周期表への発展      前野悦輝

4 ビッグバンからニホニウムまで  延與秀人

5 小川正孝と幻の新元素      久松洋二

6 面白い周期表          名和長泰

7 趣味で始める「元素学」#とは   谷口亜紳

 

特に注目していたのは桜井先生、前野先生と谷口さん。

予想外に面白かったのは久松さんの小川正孝についての講演でした。

 

桜井先生はメンデレーエフの来歴をメインに周期表の成立を、

前野先生はメンデレーエフ以降から現在の周期表ができるまでを、それぞれご講演されていました。

メンデレーエフ、元は鉱物学の人なんですね。

有名な著作が有機化学の教科書なのであんまりそういうイメージありませんでした。

また現在の18列型の周期表はファイファーによって作られたそうです。

 

久松さんは愛媛の科学館の学芸員の方で、

愛媛出身の小川正孝がどんな人物だったかという来歴と

「ニッポニウム」発見以後残されたデータについてお話ししてくださりました。

小川正孝、結構波乱のある人生を送っているようで、

 

8歳の時に父親が死んで家督を継ぎ、

超優秀だったために上京して貧乏暮らししながらも学生をやり、

でもお金がなくて院を辞めざるを得ず、

かと思えば中学の教頭として破格の高給で雇われ、

それでも研究がしたくて研究者へ転職※ただし無給。

 

いやーすごいですねこれ。

なかなかできないですよこれ。

この後ロンドン留学して「ニッポニウム」を見つけるわけです。

でも再現しなくて……というのはよく語られる通り。

43番元素がそこまで不安定だなんてさあ。

 

ここがちょっとわからなかったですが、

弟子たちはニッポニウム……正しくはレニウムすら見つけられなかったんですかね?

再現できないというのがどのレベルだったのかがはっきりしませんでした。

これは愛媛の科学館へ来いということか。

ニッポニウムのX線回折データがあるのは知らなかったです。

これが秘匿されてきたということは、

小川正孝、相当気を遣われてましたね………

 

 

そして「元素学たん」の中の人である谷口さん。

これまでの方とは雰囲気の変わったご講演。

twitterで元素についての情報を発信されている方で、

自分が元素に興味を持った流れやtwitterをやろうと思った理由などを話されたました。

 

……しゃべりめちゃくちゃうまいな!!

 

会場はどっかんどっかんと笑いの渦が巻き起こってました。

すごくちゃんと考えられた講演だったと思います。

周期表ってこんなに面白い!!皆んなも元素学やろう!!っていう情熱が伝わってきました。

「どこへ……向かわれているのでしょうか…………」という質問には笑ってしまいましたが、

趣味ですので続けていきますとのことでしたので、

今後も楽しみにしています。

 

 

元素王イベントがあるそうです。

来週の三連休。

興味がある方は是非。

 

さてIYPTのイベントもあとは巡回展が続くのと閉会式ぐらいでして、

閉会式は国際イベントで学者さん学生さんが出るようなものなので

一般人としてはもうぼちぼち終わりかなーという感じです。

あとはぼちぼち本を読み進めていきたいとは思いますが、これは個人的に進めていきます。

 

 

ついでに久しぶりに親戚に顔を出すこともできましたし、

いい旅行をすることができました。

全然京都観光しませんでしたけどね!!

まあ年末に予定しているので……その時で。

 

posted by RAN | 12:17 | 理系 | comments(0) | trackbacks(0) |
京都大学特急旅行 前半戦

JUGEMテーマ:旅行

 

台風すごかったです。

 

 

週末に京都大学で周期表イベントがあるというので行ってきました。

関東から。

さすがに日帰りはしんどかったので一泊しました。

 

いやーーー京都って遠いですね。

 

名古屋に住んでたころの感覚に未だちょっと引っ張られてます。

大阪は距離通りのイメージあるのですがなんか京都ならパパッといけるんじゃ?と。

遠かったです。

 

前日が飲み会だったせいでもたれきってる胃袋を抱えて朝早くに家を出発。

京都駅からバスに乗るのなかなか難易度高い、と思いつつ11時頃なんとか京都大へ。

 

イベントの前に「鉱物標本」に惹かれたので博物館へ立ち寄ります。

と言ってもあんまり時間がなかったのでささっと。

 

 

北大とはまた全然違う新しい雰囲気です。

なんと現在入場無料!!

これはラッキーでした。

 

まずは常設展から。

冒頭は哺乳類の展示が多いですね。

 

 

象の研究やホモサピエンスの研究。

象って大きいですよねえ。

頭蓋骨もあったのですが、

手元に近い分組みあがった全身骨格よりも大きさを直接感じました。

 

 

フクロウ様が見ている。

目つきが。目つきがやばい。これはロックオンされてる。

 

 

熱帯の植生と生態系について。

展示の仕方がおしゃれ。

 

何せふらっと立ち寄っただけなのでパネルをじっくり見る余裕がありませんでした。

わかってきたんですが博物館ってあれですね。

気軽に立ち寄ると後悔しますね。

 

 

さてお次は目が惹かれた鉱物コレクションへ。

かつて比企(ひき)教授が収集した鉱物標本集。

 

 

ポスターにも使われていた水晶と輝安鉱。

この日本式ツイン水晶すごく立派。

「日本式」なんて名前があるのは水晶ぐらいで、間の角度は84°33′。

輝安鉱はとても形が美しい。

「こんな立派なのはもう手に入らないし高いから大事にしてね!!」と比企教授は書き残しているらしい。

 

 

こちらも輝安鉱。でかい!!!

ネーム札と比較していただけると分かりやすいのですが、とにかく大きい塊です。

この直線的なものが掘ったら出てくるっていうのはちょっとなかなか想像できないんですよね。

黄鉄鉱とか、現場写真見ても冗談みたいに感じます。

 

 

比企教授若かりし頃の卒論。

「美濃のトパーズ」で書いたっぽい。

 

 

隕鉄。

ちゃんと落下した日付と場所がわかっている、という意味で重要な標本です。

鉱物はみんなそうですが、

発見(発掘)した場所の記録がめちゃくちゃ大事。

空から落ちてくるものならそれに加えて日付情報も必要というわけです。

 


 

硫黄ヒ素ビスマス炭素といった元素鉱石。

自然砒ってちょっと花みたいな形しててかわいいですよね。

本性は全く可愛くないですが。

 

 

いろんな成分を含む鉱物達。

縞模様がとても綺麗です。

私シマシマの石好きです(小学生並みの感想)

 

 

京大では最近は地球上の鉱物だけではなく、

はやぶさ初号機がイトカワから持ち帰った粒子の分析をして

成分ごとにマッピングしたモデルを作ったりしているんだとか。

 

 

駆け足でしたが見学を終了。

この時点でかなり時間が切迫してきており、

急いでイベント会場へ向かいます。

ありがとう京大博物館。

 

 

後半へ続く。

 

 

posted by RAN | 22:39 | 理系 | comments(0) | trackbacks(0) |
たぴおか

JUGEMテーマ:日記・一般

 

極東情勢複雑怪奇。

 

 

たまには日記らしい日記を。

 

タピオカミルクティーを飲みました。

 

人生初タピオカというわけではないのですが、

今回の流行で最寄り駅前にもタピオカドリンクの店が出来ましたので

何年ぶりかに飲んでみました。

 

あまい。

 

記憶よりだいぶ甘かったです。

飲んだら余計喉乾くやつでは。

タピオカはもちもちで美味しかったです。

食感が楽しいですね。

これが受けてるのかしら。

 

35℃を超えるような日に飲むにはちょっと重いのではとは思いましたが

夏祭りの屋台でもタピオカ屋台をたくさん見かけました。

流行りにしても多すぎだろう去年はこんなになかったぞ。

作るのが手軽なのか、儲けがいいのか。

来年の屋台事情がどうなるのかちょっと楽しみです。

 

 

側にもう1軒できたっぽいからそちらも行って飲み比べしてみよう。

 

posted by RAN | 20:58 | 雑記 | comments(0) | trackbacks(0) |
進化したのか絶滅か
評価:
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早川書房
---
(2012-12-21)

JUGEMテーマ:自分が読んだ本

 

遠くから花火の音が聞こえる。

 

 

さて今夏の旅行のお供だったのがこれ。

 

幼年期の終り

アーサー・C・クラーク著

福島正実訳

早川文庫

 

久しぶりにSFなのではなかろうか?と思ってレビューを見返したら本当に久しぶりでした。

クラークは「2001年宇宙の旅」の人。

映画にもなったあの本です。モノリスとかHALが出てくるやつ。

その著者が書いた、これも古典ですね。

 

 

ときは米ソ冷戦の頃、

人類史上初のロケットが今まさに完成しようとしていたまさにその時、

空から高度な知的生命体が来襲してあっという間に人類をコントロール下におきました。

 

 

そんな始まりをするこの本。

ファーストインパクトが大きいですが、

登場人物と同じく口開けて唖然と空を見ている間に物語は進んでしまいます。

 

私個人も常々「宇宙人が地球まできたらその時点で科学レベル的に勝てない」と思っているわけですが、

まさにその通りの展開となり社会は「上帝(オーバーロード)」の独裁体制となります。

とはいえこのオーバーロードの施策はかなり緩やかで、

戦争を終わらせ貧困を解消し差別的統治を根絶させ……など

昨今世界に蔓延する人類の悪習を廃止した後は好き勝手させてます。

 

善良なる独裁者です。

 

怒らせると都市を丸ごとピンポイントで日陰にしたりしますが。

 

いや絶対勝てないじゃん…………

 

一方で生活は改善するし労働も不要になるので、

人類は「目的も姿形も不明だけど悪いやつではないっぽい」となし崩し的に受け入れていくことになります。

もちろん「人類に自治を!」「信用ならん」というカウンター的な動きは出てくるのですが、

オーバーロード側が綺麗に無視を決め込むためグダグダに終わります。

相手にされてない感じがすごい。

人類小さい。

 

個人的にはこのオーバーロードによる統治と技術提供を受けた人類のリアクションが面白かったです。

 

この本のクライマックスはオーバーロードの目的開示パートと

オーバーロードよりオーバーな「上霊(オーバーマインド)」に進化人類が吸収される情景でしょう。

知ってます。

ほんとうに情景描写はすごいです。

オーバーマインドとオーバーロードの意思疎通法がまた壮大で綺麗ですし、

進化人類の別物感には困惑と悲しみを覚えます。

でも個人的にはオーバーマインドの語が出る前のほうが好きです。

 

 

オーバーロードの援助(?)を受けてユートピア生活を満喫する人類。

超科学によって「過去が見えるカメラ」みたいなものまで登場し、政治宗教社会が激変します。

個々人にとっては、働かずとも衣食住が保障されている世界が到来しました。

人類総生活保護。総ベーシックインカム。

趣味に没頭するもよし、自然科学をするもよし、スポーツもよし、

芸術の道を行くもよし、パーティーに明け暮れてもよし……

 

 

自分ならどうするかなあ。

いきなり365日が暇になるわけですよ。

科学レベルが飛躍的に進化した世で、究極的に自由。

 

あっちこっち放浪するかもなあ。

どこいっても科学レベルは一緒だけれどコミュニティごとの特色はあるようですし、

地球が真っ平らになったわけでもないから景色はいろいろ見られるだろうし。

基本的には科学の力を使って楽に移動しながら、

たまにはアナログな方法で。

 

でも割とダラダラしそうですよね。

ダラダラに飽きたらちょっと活動して、みたいな感じになりそうです。

作品内では緩やかな社会だけど人類は怠惰にならなかったという設定でしたが、

そんなみんな勤勉に生きられるものでしょうか。

実際こうなると………どうかなあ。

オーバーロード様が見ている以上悪いことはできないので、その点はいいですね。

治安がいいのは良いことですね。

独裁であってもね。

 

 

でもオーバーロードの人類懐柔のやり方がなーどうも気にくわないんだよなー!

 

 

特に人類を完全に手懐けてから姿を見せる行が

人類のこと良くわかっててだからこそ巧妙だしでも「分かってますよ」感が腹たつんだよなー!!

そうだよその通りだよ!!

 

でもでも私は小市民なので便利さと快適さに負けます。

間違いない。

絶対抵抗運動とかできない。

 

 

だからこそ、

国連総長を攫うレジスタンスとか

一目その姿を見てやろうとするその国連総長とか

宇宙を夢見て母星まで付いていってやろうとする青年ジャンが小気味いいです。

その手があったか!みたいな。

どうしても小物感は否めませんけど、一矢報いたる!って感じです。

オーバーロードには見透かされてますよね絶対。

ジャンはウラシマ効果で人類の結末を見届ける役どころにもなっていて上手い仕掛けだなーとも思いました。
 


 

オーバーロードが「人類は進化の余地があって羨ましい」なんて途中で言い出しますが、

結末見ると「……進化?」とどうしても首を傾げます。

どう考えても地球人類滅んでるじゃないですか。

しかも子供達を取られて悲嘆にくれながら滅びるわけじゃないですか。

 

進化人類と地球人類ってまるで別物で断絶してるので、

なんか羨ましがられても困ると言いますか、

「進化ってそういうものじゃないよね普通」と言ってやりたくなります。

オーバーロード視点ではこれこそが進化なのかもしれませんが。

そんなにオーバーマインドに吸収されたいのでしょうか。

幸せに思えってなかなかきつい価値観の差だと思います。

完全に飼われてますからね人類。

得体が知れなさすぎて不気味ですよオーバーマインド……群体っぽい………

 

 

オーバーロードの外見は悪魔そのもので、

やっていることはまるで神様で、

しかしオーバーロードにも神様がいる。

御使は神様に憧れてる悪魔だったんですかね?

 

 

はいこの辺りで読書メモ終了。

次は何読もうかしら。

読みかけの本があるからそれかな。

 

posted by RAN | 21:01 | 本・雑誌 | comments(0) | trackbacks(0) |
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